金属アレルギーでも着けられるハワイアンジュエリーはあるのか?

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/04/18


金属アレルギーがあると、アクセサリーを着けられないのではないかと考える方も多いでしょう。実際には、金属アレルギーでも着けられるハワイアンジュエリーも存在します。金属アレルギーの人にやさしいブランドもあるので、詳しく紹介します。金属アレルギーに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

金属アレルギーを引き起こしやすい物質

カラーゴールドの割り金として使われている物質の中には、金属アレルギーを発症させてしまう物質があります。それは、パラジウムと銅です。汗などに触れて溶け出すことで、体の成分と結合しかぶれなどが起きてしまいます。

汗をかきやすい人や、日常的に金属製のアクセサリーを身につけている人は、金属アレルギーの発症率が高まるといわれています。金属アレルギーを引き起こしやすい物質として、割り金に使われるパラジウムと銅が挙げられるのですが、ブランドによって使っている割り金は微妙に異なります。銅は、カラーゴールドの種類によって含まれている量が異なるのです。金属アレルギーが気になる方は、使用する割り金について確認するようにしましょう。

また、最近では使われることはほとんどありませんが、ニッケルも金属アレルギーを引き起こしやすい物質です。ニッケルは、とくに汗に弱いのです。パラジウムとも似ている性質のため、パラジウムで金属アレルギーを引き起こす方は、ニッケルにも注意しなくてはいけません。合金製のアクセサリーにはニッケルが含まれている可能性があるので、事前に確認しましょう。

金属アレルギーでも着けられるハワイアンジュエリーもある

結婚指輪として見かけるジルコニウムのジュエリーは、金属アレルギーでも着けられるハワイアンジュエリーです。加工が難しいことから、ジルコニウム素材のハワイアンジュエリーは存在しませんでした。しかし、卓越した技術により、金属アレルギーでも着けられるジュエリーを可能にしたのです。

ジルコニウムのほかにも、ハフニウムという素材もあります。ハフニウム素材は、ハイビスカスやビッグウェーブなどのハワイアンモチーフの彫りとの相性が抜群です。硬くて耐久性にも優れているため、長年着用し続けても、すり減る心配がありません。変色することもないため、汚れても洗浄すればキレイを保つことが可能です。金属アレルギーの心配がないことだけでなく、取り扱いがしやすい指輪として人気を集めています。

また、プラチナやゴールドのジュエリーも金属アレルギーになりにくい素材とされています。ただし、プラチナとゴールドでは金属アレルギーを引き起こさなくても、微量に含まれている素材でアレルギー反応が出てしまう可能性もあるのです。金属アレルギーの心配がある方は、パラジウムや銅が含まれていないプラチナやゴールドを選ばなくてはいけません。カラーゴールドのジュエリーや、独自の色や輝きを出すような加工がされているジュエリーは、細心の注意が必要となります。

金属アレルギーの人にやさしいブランド

金属アレルギーの人でも、こだわりの指輪を身に付けたいと考える方もいるでしょう。金属アレルギーだからといって諦める必要はありません。金属アレルギーの人にやさしいブランドを紹介するので、参考にしてみてください。

オーダーメイドブランドのSORA

オーダーメイドブランドのSORAは、パラジウムではなくイリジウムを使って制作しているのです。プラチナを使って、ピンクゴールドなどのカラーゴールドの指輪にもできます。割り金からオーダーすることが可能なので、金属アレルギーの人は一度相談してみることをおすすめします。

肌に触れる部分だけを、アレルギーを引き起こさない素材にする方法もあります。オーダーメイドブランドであることと、金属アレルギーになりにくく希少性の高い素材を使っていることから、値段は少し高いかもしれません。ただ、金属アレルギーの人にもやさしく、自分だけの指輪が作れるところは魅力的といえるでしょう。

金属アレルギー専門の指輪工房TOKYODIAMOND

TOKYODIAMONDは、素材から選べる究極の結婚指輪オーダーメイドができる金属アレルギー専門の指輪工房です。金属アレルギーの心配がないタンタルやハフニウムという素材を使った指輪や、イリジウムやレアメタルなどの指輪作りを行っています。

デザインのバリエーションが豊富であり、技術力にも優れています。自然な見た目の指輪を求める方や、個性的な指輪を求める方など、お客さんの要望にも応えてくれる指輪工房なので安心して依頼できるでしょう。TOKYODIAMONDなら、金属アレルギーの心配がいらない自分たちだけの結婚指輪が手に入ります。

まとめ

金属アレルギーだと指輪を着けられないのではないかと悩んでいる方もいるかもしれませんが、諦める必要はありません。金属アレルギーを引き起こしやすいパラジウムや銅を使用せずに指輪を制作しているブランドもたくさんあります。割り金からオーダーできたり肌に触れる部分だけ素材を変えたりなど工夫することで、指輪を身に付けられるようになるのです。金属アレルギーに悩んでいる方は、金属アレルギーにやさしいジュエリーを取り扱っているブランドに相談してみることをおすすめします。

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