本物のハワイアンジュエリーはK14?プラチナとの違いも解説!
公開日:2023/02/15 最終更新日:2023/04/18
ハワイでは、本物のジュエリーはK14で作られていることをご存知でしょうか。この記事では、K14ゴールドとはどんな素材なのか、K14ゴールドとプラチナとの違いについて詳しく紹介してきます。また、結婚指輪にはどの素材がよいのか悩む人も多いでしょう。結婚指輪に最適な素材も解説するので、参考にしてください。
K14ゴールドとは
ハワイでは一般的にK-14で作られたアクセサリーが流通しています。本物のゴールデンジュエリーはK14で作られているのですが、なぜK14で作られているのかご存知でしょうか。
K14の最大の特徴は、変形しにくく頑丈な素材であることです。ハワイアンジュエリーの特徴である彫りをきれいに表現するために、K14がもっとも適した素材なのです。柔らかく加工がしやすい理由からも人気を集めています。
ただ、純度が高く柔らかいとろが特徴のK18やK24と比較すると、K14は輝きが少なくなっています。加工品である金属製品は、性質に合わせて取り入れるため、K14が使用されることが多いのです。
K14はネックレスやブレスレットなどの金製品にもっとも適しているといえるでしょう。ゴールドは純度によって呼び方が変わるのですが、ゴールドの含有率が一番高いものをK24と呼び、K14は、含有率58.5%のものとなります。
K14ゴールドとプラチナとの違い
K14ゴールドもプラチナも指輪として選ばれる素材ですが、素材によって特徴や耐久性、お手入れ方法などが異なります。K14ゴールドとプラチナのそれぞれの特徴と、違いについて紹介します。
K14ゴールドの特徴
K14ゴールドは、ほかの金属を配合しているため、ゴールドの含有量は低くなります。そのため、本来持っているゴールドの色が薄くなるという特徴があります。
イエローゴールドやピンクゴールドのように、さまざまなカラーに仕上げることも可能です。キズや変形の心配も少ないため、普段使いとして使用するアクセサリーにおすすめの素材です。
プラチナの特徴
プラチナは、白銀と呼ばれることが多いですが、本来持ち合わせているのは銀白色です。プラチナはダイアモンドの輝きを引き立て、変色に強いところが特徴です。昔から指輪に使われてきた素材ですが、ゴールドと比べると少し強度は劣ります。プラチナ単体ではキズが付きやすい素材です。
そのため、プラチナをアクセサリーに加工する場合は、ほかの金属と混ぜることで強度を高めます。プラチナは純度が高い方が高品質の素材といわれるのですが、強度が劣る傾向にあるのです。
K14ゴールドとプラチナとの違い
K14ゴールドとプラチナとの違いはいくつかありますが、カラーバリエーションの豊富さが大きな違いです。プラチナは銀白色のみですが、K14は、ほかの金属と混ぜることでさまざまなカラーに仕上がります。
また、摩擦による変化にも違いがあります。K14ゴールドはコーティングをして強度や耐久性が上げられるのですが、摩擦でコーティングが薄くなると素地の色が目立ってしまいます。プラチナもコーティングすることが多いですが、素材が銀白色なので、コーティングが剥がれても見た目が変化しません。
結婚指輪の素材はどれがいい?
昔から結婚指輪として選ばれているのはプラチナ素材です。今でも変わらずプラチナが選ばれている理由はなにかご存知でしょうか。選ばれている大きな理由を2つ紹介します。
無難なこと
一番の理由は、プラチナ素材は無難であるからです。結婚は純白なイメージだからプラチナが合っている、プラチナの指輪なら目立たないから身に付けやすいと考える方が多いのでしょう。男性が身に付けることを考えても、無難なプラチナの方がよいのかもしれません。
ただ、大切なのは自分が気に入った指輪を選ぶことです。指輪にとって素材は大切な部分ですので、2人で話し合って慎重に選ぶようにしましょう。
修理がしやすい
修理のしやすさを重視すると、プラチナを選んだ方がよいでしょう。修理業者に依頼すると、ピンクゴールドやシャンパンゴールドなどの指輪は受け付けてもらえない場合が多いのです。ほとんどの修理業者は、ピンクゴールドやシャンパンゴールドなどの素材は取り扱っていません。そのため、プラチナの方が、修理がしやすい素材として選ばれているのです。
輝きを保つ
一般的にプラチナの方が、輝きを保つ期間が長いといわれています。ゴールドも磨くときれいにはなりますが、プラチナは少しくすんでいてもきれいな輝きを保つのです。さらに、プラチナ素材は、使い込んでいくうちに色味が変わってくるので、結婚生活を歩んできた証として、経年劣化を楽しめるとして人気があります。
まとめ
K14は、本物のゴールドのハワイアンジュエリーとして使われています。変形しにくく頑丈なので、彫りが特徴のハワイアンジュエリーに最適なのです。プラチナは銀白色の1色であるのに対して、ゴールドはカラーバリエーションを楽しめるところも魅力です。ただ、結婚指輪としてはプラチナ素材のものが多く選ばれています。修理のしやすさや、無難であることで身に付けやすいという点で人気があるのですが、2人が気に入った指輪を選ぶことが大切です。