結婚指輪をあえて手作り!?メリットや既製品との違いをご紹介!
公開日:2023/03/15 最終更新日:2023/02/03
結婚するお二人の愛の証ともなる結婚指輪。ジュエリーショップで購入する方が多いですが、最近は結婚指輪を手作りする方も増えています。そこでこの記事では、結婚指輪を手作りするメリット・デメリットや、既製品・オーダーメイドとの違いをご紹介します。これから結婚指輪を手作りしたいと考えている方、ぜひ参考にしてみてください。
結婚指輪を手作りするメリット
結婚指輪を手作りすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
お二人の理想の結婚指輪が作れる
結婚指輪を手作りすると、お二人の理想の結婚指輪が作れます。結婚指輪を手作りするときは、素材、デザイン、仕上げの種類、宝石、刻印など、すべてを自分たちで決められます。そのため、既製品では絶対に手に入らない、世界で二人だけの結婚指輪が作れるのです。
結婚指輪づくりそのものが思い出になる
結婚指輪の手作りは、お二人にとってかけがえのない思い出になるでしょう。結婚指輪を手作りする時間はもちろん、二人でどんな指輪をつくるかデザインを話し合う時間も大切な思い出になります。
価格を抑えられる
手作り結婚指輪は、既製品やオーダーメイドの結婚指輪よりも価格を抑えられます。そのため、手作り結婚指輪は「結婚指輪は欲しいけど価格はなるべく抑えたい」という方にもおすすめです。
結婚指輪を手作りするデメリット
嬉しいメリットがある手作り結婚指輪ですが、デメリットもあります。結婚指輪を手作りしたいと考えている方は、デメリットも理解しておきましょう。
作るのに手間がかかる
手作り結婚指輪は、自分たちで結婚指輪を作るため手間がかかります。細かいデザインまで二人で決めたあと、工具を使って決めたデザインを形にしていきます。もともとDIYなどが好きな方ならいいですが、苦手な方は面倒に感じてしまうかもしれません。
デザインから決めなければいけない
前述したように、手作り結婚指輪はデザインの段階から二人で決めます。二人の理想の結婚指輪にしやすいですが、自由度が高いゆえにどんなデザインにしようか悩んでしまう方も多いでしょう。
結婚指輪を手作りできる工房が少ない
結婚指輪を手作りできるお店や工房は増えてきていますが、やはり既製品やオーダーメイドの結婚指輪専門店よりは少ないのが現状です。
お住まいの地域に手作り結婚指輪のお店がないと、遠方まで足を運ぶことになりますが、そうすると修理やメンテナンスをするたびに移動する手間が増えてしまいます。
なので、できるだけ近い場所を選ぶなど、工房選びは慎重に行う必要があります。
既製品やオーダーメイドとの違い
二人の理想が詰められる手作り結婚指輪ですが、既製品やオーダーメイドとはどのような違いがあるのでしょうか。
デザイン
既製品やオーダーメイドの違いとしてもっとも大きいのは、デザインです。既製品はあらかじめ決まったデザインの結婚指輪の中から、2人の好みに合ったものを選びます。オーダーメイドの場合は、プロのデザイナーに2人の好みの指輪をデザインしてもらいます。
一方で手作りの場合、デザインはすべて自分たちで行います。
手間
既製品は、デザインを考える手間がかかりません。オーダーメイドも、デザインするのはプロのデザイナーです。そのため既製品もオーダーメイドも、注文してしまえばあとは完成を待つだけになります。
一方で手作り結婚指輪は、デザインを考えてから作るという大仕事があるのです。手間のかかり方も、既製品やオーダーメイドとは異なります。
費用
手作りと既製品やオーダーメイドでは、かかる費用も大幅に変わります。既製品の結婚指輪の価格相場は10万~20万円、オーダーメイドの場合は20万円以上になることもあります。
それに対して手作り結婚指輪は、5万~15万円と費用をかなり抑えられます。
納期
手作りと既製品やオーダーメイドの結婚指輪は、納期も変わってきます。
既製品は注文してから製作されることが多いです。展示されている結婚指輪はあくまでサンプルなので、注文が入ったら2人に合ったサイズの新品の結婚指輪が製作されます。そのため、既製品の納期は1~2か月ほどになります。オーダーメイドとなれば、デザイナーによるデザインもあるため、2~3か月の長い納期になるのが一般的です。
これに対し、手作りはその場で作るので、工房によってはその日のうちに持って帰れるというケースもあります。
結婚指輪を手作りするときの流れ
ここからは、実際に結婚指輪を手作りするときの流れを見ていきましょう。
デザイン打ち合わせ
まずは、デザインの打ち合わせをします。結婚指輪を手作りできる多くのお店や工房では、プロのスタッフが一緒にデザインを考え、2人の好みに合わせてさまざまな提案をしてくれます。
デザインと一緒に、素材や宝石の種類、刻印の文字なども決めましょう。
指輪づくり
デザインが決まったら、さっそく指輪づくりです。ワックスというロウ材を削って指輪の原型を作ります。初めての挑戦となる方も多い指輪づくりですが、多くのお店や工房で、プロのスタッフや職人がサポートしてくれます。
プロによる仕上げ
お店や工房によっては、仕上げをプロの職人がしてくれるところもあります。
お渡し
早ければ当日中にお渡しとなります。
まとめ
手作り結婚指輪についてご紹介しました。手作り結婚指輪は、デザインから2人で考え、2人の手で作り、世界で2人だけの結婚指輪ができます。そのうえ、費用が抑えられたり、納期が短かったりと、さまざまなメリットがある結婚指輪です。手間がかかるなどのデメリットもありますが、2人で作った結婚指輪と、結婚指輪ができるまでの2人の時間は、かけがえのない思い出となるでしょう。